おやこ de お茶のおけいこ
oyaoya sodan
おやこ de お茶のおけいこ
毎年多くの方が楽しみにしてくださる【おやこdeお茶のおけいこ】。
今年は、「お茶のおけいこ、はじめて!」という方がたくさん参加してくださいました。今回は、“子どもたちのお茶の先生”宮田尚美先生と、宮田信乃先生に教えて頂きます。
(パソコンでご覧になる方は、写真をクリックすると拡大して見られます。)
靴の脱ぎ方や畳の歩き方、立ち方や座り方など、基本の所作からひとつひとつ教えて頂きました。
「お客様として、おうちにお呼ばれした時に、こんな風に出来るととても素敵ですね。」
おひなさまや一休さんの茶わんがあったり、抹茶が入ったなつめには子どもの蒔絵が描かれていたり、季節や参加する人のことを考えてお茶のお道具を選ぶ。それも“おもてなしの心”なのですね。
お楽しみの一つ、お茶菓子をいただきましょう。今日は、和三盆を使った季節のお干菓子です
たけのこやアスパラガス、いちごや菜の花など、どれもかわいらしくて目移りしてしまいますね
「おいしい~」「お口のなかで溶けちゃうね」
ほどよい甘さが広がったら、いよいよお茶を点ててみましょう
「三本の指で茶せんをにぎります。」
初めて抹茶を飲んだお子さんもいらしたようですよ。卒園生は、「久しぶり」「なんか思い出してきた」なんて声も聞こえました。
始める前と終わった後で、背筋が伸びて座わり方が変わる様子や、年中長さんや卒園生が美しい所作でお茶を飲む姿を見て、見たまま聞いたままを素直に吸収する、子どもの力に驚きました。お茶の時間に教えてもらったことが、しっかり身についているのでしょうね。
音に耳を澄ましたり、じっくり味わったり、親子で素敵な時間を過ごすことができました。