成道会
diary
成道会
12月8日は、おしゃかさまがお悟りを開かれた日、『成道会』です。
幼稚園では13日に、成道会のお参りをを行いました。
今日は園長先生が急のお務めで不在でしたので、お友だちの和尚さんがいらして下さり、お経をあげて下さいました。
そして、成道会のお話をみんなで聞きました。
*** ある日おしゃかさまは、『世界中の人々が、優しい心で幸せに暮らすためにはどうしたらいいだろう』
そう思って、誰にも合わず食べたり飲んだりもせずに、7日間、山にこもって座禅をしました。
そして7日目の朝、みんなが幸せに暮らすためには、『いつでも相手のことを思って、一緒にいる相手のことを考えて、一生懸命やることだ』 ということに気付いたのだそうです。それが成道会 (じょうどうえ=おさとりをひらいた日)です。
そして、7日間も飲まず食わずで座禅をして、やせ細って弱った体を癒やしたのが “乳がゆ”です。
今日はその乳がゆを、尚美先生が作って下さいました。後でみなさんも頂いて下さい。
作った人の気持ちを考えながら頂いて、“美味しいな” “幸せだな” と感じられるといいなと思います。 ***
今度はみんなでお参りしに行きました。
やせ細ったおしゃかさまのお姿をみて、子どもたちは驚いていました。
「お友だちの気持ちを考えられる人になります。」
そんな風にみんなで思いを込めて、お参りしました。
お部屋に帰って早速、乳がゆをいただきました。
「甘くておいしいね。デザートみたいだね」
おかわりする子もいました。
「何が入っているんだろう」とじ~っと見たり、お口でじ~くり味わっていました。
毎年味わってきた乳がゆ。年長組は最後なんだ~と味わっていました。