み～つけた！

◇みんなの約束

幼稚園はみんなで過ごす集団社会です。上履きで外に出かけ幼ない、太子堂にあるののさまの石を下に投げ落とさない、といった幼稚園ならではの約束もあります。例え年齢が小さくても、少しずつ覚えていかなくてはなりません。

ある日、何度も上履きでわんぱーくに上っていた子に注意をしました。話を続けていると、年少組のＮちゃんが言いました。「陽子せんせい、言い過ぎ！」

その言葉に笑ってしまいましたが、大人が良し悪しを伝え、駄目なことはちゃんと注意し、曖昧にしないことも大切だと思います。そういうやり取りから、だんだんとみんなで過ごすための約束や、人との関わり方を身につけていくからです。

みんなの約束は、大人から子どもへ、大きな子から小さな子へ教え伝えられていくものなのかもしれませんね。まだ小さかったＮちゃんが、楽しそうに上履きで外へ出かけていた姿を、懐かしく思い出しました。