お耳を拝借!

oyaoya sodan

お耳を拝借!

◇小さな一歩が 大きなジャンプに

 マットで前転をする子どもたち。手の付き方がアンバランスだったり、体が斜めになったりで、なかなか上手に回れない子もいました。次の体操教室で濱田真里江先生は、まねっこあそびを始めました。いろいろな動物になって、四つん這いで歩いたり、足の間から反対側を覗いて「やっほ~!」と呼び合ったり、手足をちぢめて丸くなったり・・・。
 
 真里江先生は、「子どもたちが両手をついて体を支えたり、逆さまになるといった体験があまりないのでは・・・」と思い、まずはそういった動きに慣れることから始めようと、まねっこあそびとして取り入れたのだそうです。そうするうちに、だんだんと上手になっていく姿に感心しました。[emoji:e-451][emoji:e-460]
 
 「まだできないから」「これは苦手だから」と挑戦を諦めてしまえば、そのまま何も変わることはないでしょう。しかしもし子どもに「まずはこれをやってみたら?」とか「全部はできなくてもここはがんばろう。」などと、一歩を踏み出すきっかけを見つけてあげられたら、そこからヒントを見つけて出来るようになったり、新しいことにチャレンジする気持ちが芽生えるかもしれません。[emoji:e-287][emoji:e-77]
 そうして積み重ねた一歩一歩が、いつか大きなジャンプをする時に、自信や勇気となって子どもを支えてくれることでしょう。[emoji:e-420][emoji:e-420]

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