おやこ de お茶のおけいこ
oyaoya sodan
おやこ de お茶のおけいこ
穴川花園幼稚園ならではの保育の一つとして、年中組から始まる『お茶のおけいこ』があります。
いつもとは違う静かな雰囲気の中で、背筋を伸ばして座り丁寧な動作を心がけたり、音に耳を澄ませ、目や舌でじっくり味わったりする特別な時間を、子どもたちはとても楽しみにしています。
「子どもの話を聞いて興味を持ちました。」「ぜひ同じことを体験してみたいです!」というリクエストにお応えし、子どもたちのお茶の先生である宮田尚美先生を講師にお迎えして、おやこde Do!初のお茶のおけいこを行いました。
まずはお茶室への入り方や靴の脱ぎ方、揃え方から。
尚美先生「お家にお呼ばれした時に、こんな風に出来ると素敵ですね。」
“背筋をのばして座る”ことも、いざやってみるとなかなか難しいですが、意識していくうちに・・・
先生にお手本を見せていただきながら、いろいろなお作法を教えていただきました
床(とこ)に飾ったマンサクの花は、春になって“まず咲く”ことから名前が付いたのだそうですよ
季節に合わせて、使うお道具やお点前の仕方、お茶菓子を変えて楽しむのも、お茶の醍醐味なのですね。
さてさて本日頂くのは・・・
ほどよい甘さが口の中に広がりました。
ではいよいよ、お茶を点ててみましょうまずは、尚美先生のお点前をじっくりお勉強
「こっちをうえにするんだよ。」「こう?」子どもたちに教わりながら、パパやママたちも頑張ります
ほどよい緊張と和やかな雰囲気の中で、お茶のお作法だけでなく、和室での所作や、お道具ひとつひとつの意味や由来を教えて頂き、「和の心」を知る素敵な時間になりました。
ドキドキしている保護者の方々を心配して?!いろいろ教えてあげる子どもたち。何だかいつもと反対みたいですね
今までお茶のおけいこで習ってきたことが、きちんと身についているのだなぁと感心しました。
『日本ならではの文化を知る』ことは、日本人に生まれた私たちにはとても大切なことですね。
年中少さんは、これからまたいろいろなことを教えて頂きながら、より楽しいお茶の時間を過ごせることでしょう。
そして年長さんは、今まで身に付けたたくさんのことを、「ぼく知ってる」「わたしも出来るのよ」と胸を張って披露してほしいなと思います。
今年度も、たくさんの方々にご参加いただきました【おやこde Do!】。素晴らしい講師の先生方にご指導いただき、有意義な時間を過ごすことができました。
来年度も、親子で学び、親子で楽しめる活動をたくさん行う予定ですので、ぜひ、ご家族みなさんでいらして下さいね。