はなまつり

diary

はなまつり

5月10日(水)

抜けるような青空の下、正門脇のののさまのまえで、はなまつりが行われました。

前日に、子どもたちが持って来てくれてお花をあつめて、花御堂に飾らせていただきました。

10時半スロープのところに、みんなが集まって来ました。

年長さんが、小さい子たちが道路に出て行かないように、周りを囲んでくれて、

しっかりお手本も見せてくれました。

 

そのお陰で、初めて参加する年少さんもおててを合わせて、安心して座っていられてようです。

理事長先生とつとむ先生のお経が始まりました。すると、先生と代表のお友だちが、ののさまにお参りに行きます。

 

花御堂の下の ののさまに、甘茶を掛けてお参りをしました。

そして、理事長先生から、花まつりのお話を伺いました。

「昨日、伊禮みき先生の赤ちゃんが生まれました。元気な赤ちゃんが産まれて、とても嬉しいことですね。

そして、2400年も前の4月8日に、インドという国で、ののさまもお生まれになりました。その時も、みんなが喜んで、草木がたくさんの花を咲かせたり、空から甘い雨が降って来たりしたのだそうです。そして、生まれてすぐに、8歩あるいて、こんなポーズをしたんだそうです。右手の人差し指を空に伸ばして、左手の人差し指を地面に伸ばして、こう言いました。『天にも地にも我1人』 どういう意味かというと、世の中には自分という人は、たった一つしかない。だから大切なんだ!という意味です。小さな虫も花も人も動物も、みんなたった一つしかない大切な命です。いじわるをしたりしないで、みんなで仲良く過ごして行きましょう。」

お話の後、1人ひとり、ののさまに甘茶をかけながら、お参りをしました。

この甘茶は、お弁当の時間に、子どもたちもいただきました。「あまーい!」「こんな雨が降って来たら、お口開けてて飲んじゃうよね」「傘いらないなぁ」なんてお話し声も聞こえて来ました。

そして、仏教行事の日には、『お供物』のお土産があります。花まつりには、『甘茶キャンディ』です。

「お家でお父さんやお母さん、お兄ちゃんにも分けてあげるんだー。大切な家族だから」そんな声も聞かれながら…

ののさまの教えは、無垢な子どもたちの心の中に、すぅーっと入り込むようです。

 

どんなお花にしようか?お子さんと相談したり、大切に育てたお花をお待たせ下さったりして、ご協力をありがとうございました。

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